#01 記憶の蓄積






さくらが笑ってる・・


さくらが泣いている・・



さくらが怒ってる・・



さくらがはしゃいでる・・



さくらが黙ってる・・



さくらが・・・



目を閉じると、浮かぶのは蓄積された記憶ばかり・・



今でも目の前には、さくらがいる



でも今のさくらは、過去のさくらと同じようでいて、全く違う・・



瞳にあった輝きは、今ではかけらもなくなって、

その目が映すものといえば

空虚な世界ばかり・・



そしてこの記憶も蓄積されていく・・





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旧題:記憶の蓄積/ツバサ
あとがき06/04/08
以前のあとがきを読んで過去の自分を殴りたくなりました。目も当てられないほど痛い文章でした。
作品について、まとめると以下の通りです。(痛い部分は100%除きました。)
他サイトの小説BBSに投稿した作品。小狼の独白。
当時、コミックス二巻まで読んで書いた。作品の時間軸はそのあたり。
一番キたのはここ。
<!--引用-->
思い出すだけで、ああ恥ずかしい・・
<--引用終わり-->
現在の心境としては『こっちがだよ!!』ですね。
恥の上塗りをしていたことに気づいていなかったようです。

Written in 20031227

UPDATE:20031228